テレワークにスマホ、首や肩にこりを感じている方、多いですね。
当院でも首や肩のこりを訴えて来院される方がたくさんいらっしゃいます。
症状が慢性化すると、本当は凝っているのにその状態に慣れてしまって、違和感を感じなくなってしまうようなケースも見受けられます。
そんな方は要注意。
日常から考えられる首こり・肩こりの原因
首こりや肩こりの原因は様々あり、原因が1つではないことも多くあります。
その中でも日常生活で起こりやすい原因の1つとして、首肩まわりにある筋肉の緊張状態の継続があります。
長時間のデスクワークやパソコン作業などで、首や肩が前方に突き出す姿勢が続くなど、不自然な姿勢の継続や長時間にわたる同じ姿勢の継続。
これらは首肩まわりの筋肉の緊張を引き起こします。
筋肉の緊張状態が続くと周囲にある骨の可動域を狭めていきます。
可動域が狭くなることにより、本来スムーズに動いていた関節が動きづらくなり、やがて首の骨にも負担がかかってきます。
頚椎椎間板ヘルニアとは
首こりや肩こりが慢性化してくると、様々な疾患に繋がっていきます。
その1つに頚椎椎間板ヘルニアがあります。
頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨と骨の間でクッションの役割をしている椎間板という組織が、加齢や姿勢の悪さなどにより、後方に飛び出して神経を圧迫することで起こります。
首は重たい頭を長い間支えていますが、バランスが悪くなると頑張りきれなくなるのです。
頚椎椎間板ヘルニアや首の骨の仕組みについては「頚椎椎間板ヘルニア 症状軽減後のメンテナンスの重要性」でご説明していますので、よろしければご一読ください。
慢性的な首こり肩こりは頚椎椎間板ヘルニアの前兆かも
1.持続的な首・肩のこり感と腕や手の重だるさ
首や肩のこりが慢性化してくると、首に負担がかかり、腕や手への血流や神経が阻害されてきます。
たまにこりが強くなることがあったり、腕や手が重だるいことがあったりする場合は要注意です。
2.首の可動域が悪い
頚椎椎間板ヘルニアの前兆症状として、首の可動域に制限が生じることがあります。
首を動かす際に痛みや不快な感じがする、こりや張り感を強く感じるなどの場合は要注意です。
例えば身体は正面のままで、首だけを動かし後ろを見るような体勢をとると首や肩の凝りや張りを感じるなどの症状が出てきます。
3.手をついたときに腕が痛い
首から腕や手に向かって通っている神経は、手の筋肉を動かす働きや、感覚を伝える働きをしています。
手に力を加えることで腕が痛むことがあったり、首に痛みが出る場合は頚椎椎間板ヘルニアを引き起こす可能性があります。
首や肩こりへのアプローチ
前兆症状が出ているのに。仕事が忙しいからとそのままにしておくと症状は悪化していきます。
思い当たる症状がある方、頚椎椎間板ヘルニアになる前の早い段階での対処がおすすめです。
頚椎椎間板ヘルニアの前兆のような症状のある方、また過去に頚椎椎間板ヘルニアと診断され、治療を受けた経験があり、現在は症状はでていないが慢性的な首や肩のこりを感じている方。
当院ではしっかりとその原因を見極めアプローチをしていきます。
気になる方はぜひ一度ご相談ください。